Amazon購入のCNCキットの動作検証作業 その2
前回投稿
の続きです。
ステッピングモータードライバ(DRV8835)の動作確認
各DRV8825ドライバボードがちゃんと動くか単体テスト(動作確認)を行う。
いきなりCNC制御プログラム(Grbl)をArduino Unoに導入して動かなかった場合トラブルシューティングを効果的に行うにもこの単体テストは必要不可欠な作業と思う。
※ | 作業途中ドライバが結構熱くなっていたため添付のヒートシンクを取り付けました。 |
※ | 初期不良がないかの確認の踏まえて添付のDRV8825ドライバ4個全ての動作確認をしておくことにしました。A軸に追加しています。 |
次のサイトを参考に作成したドライバ動作確認用スケッチを作成しました。
各軸(X、Y、Z、A)毎にPWM出力ピンと回転方向ピンを変えてビルドして確認しました。
問題なく全軸問題なく動きました。ステッピングモーターの動作確認にもなりました。
動作確認はこんな感じです。以下動画。
【ドライバ動作確認用に使用したスケッチ】
//ステッピングモータードライバDRV8825接続ピン // a_step : Step出力ピン // a_dir : Dir出力ピン //X軸 const int a_step = 2; const int a_dir = 5; //Y軸 //const int a_step = 3; //const int a_dir = 6; //Z軸 //const int a_step = 4; //const int a_dir = 7; //A軸 //const int a_step = 12; //const int a_dir = 13;void setup() { pinMode(8,OUTPUT); // Enable pinMode(a_step,OUTPUT); // Step pinMode(a_dir,OUTPUT); // Dir回転方向決め digitalWrite(8,LOW); // Set Enable lowでドライバーが動く }void loop() { digitalWrite(a_dir,HIGH); // Set Dir High 正転 for(int x = 0; x < 500; x++) { // 500テップ分繰り返す digitalWrite(a_step,HIGH); delayMicroseconds(500); digitalWrite(a_step, LOW); delayMicroseconds(500); } delay(1000); digitalWrite(a_dir,LOW); // Set Dir Low 逆回転 for(int x = 0; x < 500; x++) { // 500ステップ分繰り返す digitalWrite(a_step,HIGH); delayMicroseconds(500); digitalWrite(a_step,LOW); delayMicroseconds(500); } delay(1000); } |
これで、Amazonで購入したものに初期不良部品はなかったことが確認できました。
今回はここまで。
この後は Grbl CNCコントローラ ソフトウェアを Arduino Uno に導入して Grbl と bCNC を使って制御してみたいと思います。